法人番号とは？
法人番号とは、国税庁が付与する13桁の番号で、日本国内の法人、その他の団体（法人格のない社団や財団なども含む）に対して一意に割り当てられるものです。主な目的は、法人の正確な識別と、行政手続きの簡略化にあります。
対象範囲：法人（株式会社、合同会社、NPO法人など）、法人格のない団体
桁数：13桁
管理機関：国税庁
使用目的：主に法人を特定するための識別番号で、税務関連の手続きや、各種行政手続きに使用されます。また、民間の取引や契約書に記載することもあります。
会社法人番号とは？
会社法人番号は、法務省が付与する番号で、商業登記簿上で法人（特に会社）を識別するためのものです。会社法人番号は、商業登記を行った際に付与されるもので、法務局での登記手続きに使用されます。
対象範囲：主に株式会社や合同会社など、商業登記を行う法人
桁数：12桁
管理機関：法務省
使用目的：商業登記に関連する手続き（会社設立、役員変更、本店移転など）に使用されます。
まとめ
| 項目 | 法人番号 | 会社法人番号 |
|---|---|---|
| 管理機関 | 国税庁 | 法務省 |
| 桁数 | 13桁 | 12桁 |
| 使用目的 | 税務関連手続き、行政手続きなど | 商業登記関連手続き |
法人番号と会社法人番号の共通箇所
会社法人番号は12桁であり、これにチェックデジット（計算により導き出された数字）を付加して、13桁の法人番号となります。つまり、会社法人番号の12桁に1桁追加して法人番号が構成されるのです。
チェックデジットとは
チェックデジットは、与えられた数字列の誤りを検出するために使われる1桁の数字です。これにより、入力ミスや番号の誤りを防ぐことができます。法人番号においても、このチェックデジットにより、12桁が正しく入力されたかどうかが確認されます。
法人番号は、12桁の基礎番号及びチェックデジット（その前に付された１桁の検査用数字）の数字のみで構成される13桁の番号になります。この12桁の基礎番号の前に１桁の検査用数字を付した番号を法人番号として指定することになります。